ハムスター種類別メリット・デメリット

ハムスター

現在、代表的なハムスター三種(ゴールデン、ジャンガリアン、ロボロフスキー)を飼っていますが、実際に飼った経験上から、それぞれのメリット・デメリットを述べてみたいと思います。

ゴールデンハムスター

まずはゴルハムから。うちで飼っているのは、なかでもキンクマハムスターという種類。全体がクリーム一色で、顔つきが愛らしい。大人好みのハムスターでしょう。

ゴールデンハムスターのメリット

トイレを覚える

トイレを覚えてくれるので世話が楽です。ゴルハム専用のトイレを買ってきて、それにトイレ砂を入れておいたら、その日のうちにトイレを覚えてくれました。

なつく(というか大人しい)

うちの子は自分から積極的に手のひらに載ってくるタイプではありませんが、いったん載せるとじっと大人しくしていてくれます。他の小さなハムスターより、落ち着きがありますね。

臭わない

トイレの影響が大きいと思いますが、糞尿の臭いがほぼありません。なのでゴルハムのゲージはほとんど無臭状態です。うちはオスなのでなおさらです。メスは特有の匂いがあるみたいですが、ゴルメスは飼ったことがないので詳しくは分かりません。

表情がある・仕草が可愛い

体が大きいので顔も大きく、表情があります。特にものを食べているゴールデンは可愛らしい。頬袋に詰め込める量もドワーフとは段違いなので、ダイナミックな食事風景が楽しめます。仕草も体が大きい分、わかりやすいし、愛嬌たっぷりです。

ゴールデンハムスターのデメリット

次にゴールデンハムスターのデメリット。

うるさい

とりあえず体が大きいので、回し車の音も大きかったりします。うまく調整してやれば解決はできますが。

あとうちの子はそんなことないですが、金網など噛むくせのある個体だとそれもうるさいかもしれません。

スペースがいる

体が大きいので必然的に家も広くなります。縄張り意識が強いようなので、単独でしか飼えず複数飼育するときは別のケージを用意しなければなりません。

繁殖させにくい

繁殖力そのものは旺盛ですが、なにぶんスペースがいるので、簡単には実現できません。うちもその理由でやっていません。

臆病

うちの子は特にそうですが、大変にビビリです。ちょっとした物音にもビクッと飛び跳ねるくらいの勢いで驚きます。この辺は個体差がありそうです。

ジャンガリアンハムスター

いま、ペットショップで一番売られているのがジャンガリアンではないでしょうか。見かけのバリエーションもノーマルから、ブルーサファイア、パールホワイト、イエローなど豊富です。

 

ジャンガリアンハムスターのメリット

丁度いい大きさ

大きさ的に丁度いいサイズですね。手のひらにすっぽり収まるし、飼育スペースもゴールデンより狭くても大丈夫そうです。個体によりますが、多頭飼いも不可能ではないようです。

なつく、人の手を怖がらない

ジャンガリアンの一番のメリットかもしれません。たいていなつく、というよりも怖がりません。少し怖い思いをしても、明くる日は何ごともなかったように手に乗ってきます。楽天的で気安い感じです。

仕草が可愛い

固まったり、ひっくり返ったりと始終何かしているというか、いろんな姿を見せてくれるのがジャンガリアン。ケージに近づくとすぐに寄ってくるのが彼らです。ものを食べる姿も可愛らしい。

個体によって個性がある

他の飼育者もよく言っていますが、性格などの面で個体差がある分、複数頭飼う楽しみはあるようです。うちも二匹いましたが(一匹は後に里子へ)、性格がハッキリ違いました。

ジャンガリアンハムスターのデメリット

うざい、かまって

人なつっこいのはいいですが、慣れてしまうとそれがときにうざく感じることもあります。かまってちゃんであり、硝子の壁に沿って始終脱出を試みたりします。とにかく落ち着きがありません。

トイレを覚えない

個体差はあると思いますが、トイレはあまり期待しない方がいいでしょう。基本的には巣から遠い隅っこですが、あちこちにします。そのおかげで、こまめにケアしないと臭います。うちのもたまにしかおしっこをトイレにしません。

中途半端

大きさだけでなく、いろんな意味で、ゴールデンとロボロフスキーの中間的存在。丁度いいところもありますが、中途半端と感じる面もあります。コミュニケーションを楽しむなら、ゴールデンの方が本格的だし、鑑賞だけするならロボの方が見た目はかわいいし、外に出してくれアピールもない。

ロボロフスキーハムスター

一番小さなハムスター。慣れない種なのでペットショップに置いてないこともあります。

ロボロフスキーハムスターのメリット

ルックス

ロボの魅力はなんと言ってもかわいい顔と二頭身ボディでしょう。まさしく鑑賞されるために生まれてきたような種です。このルックスですばしっこく走り回る姿はたまりません。

小さい

ゴールデン > ジャンガリアン > ロボロフスキーの順に大きさが半分から1/3くらいスケールダウンしていきます。手のひらに3匹くらいは乗りそうです。実際は怖がって手のひらでじっとしていることはないですが。小さいので狭いスペースでも飼えないことはないですが、運動量が多いので、回し車は必須。

多頭飼いできる

複数頭でワラワラと飼えるのもロボの魅力です。基本は赤ちゃんの頃から一緒に育ててきた兄弟、姉妹でひとつのケージに。ロボは観賞用なのでガラスケースが最適です。ただあまり多いとは喧嘩発生率があがり、ケージの汚れも早くなるので、二三頭がいいのではないかと思います。うちは二頭ですが、それでも寄り添って寝るところなどかわいいです。

ロボロフスキーハムスターのデメリット

慣れない、なつかない

臆病が過ぎて基本逃げ回ります。慣れることはほぼないといっていいでしょう。コミュニケーションが楽しめるハムスターではありません。基本は観賞用です。

臭い

トイレはまったく覚えません。どこにでもおしっこをするのでこまめに掃除しないと臭います。とくに回し車を走りながらおしっこするので、自分も汚れます。そういう意味では実は一番ケージが臭うハムスターです。

結論

それぞれに違った魅力があるので、可能ならば全種飼うのがハッピーでおすすめです。

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